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「おれはかまきり」 [表現&解釈]


   「おれはかまきり」

   工藤直子さんの『のはらうた』より。
   『おれはかまきり』を取り上げる。
  
   ★表現&解釈

   謎解きの手法を用いる。
  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ┃  おれはかまきり
  ┃
  ┃ おう なつだぜ
  ┃ おれは げんきだぜ
  ┃ あまり ちかよるな
  ┃ おれの こころも かまも
  ┃ どきどきするほど
  ┃ ひかってるぜ
  ┃
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
   題は、提示しない。
   ※漢字たし算 ム+ロ=台 が布石。
  
   「おう なつだぜ」
   1行ずつ板書。
   読ませる。
   私が読み、子どもたちに読ませる。
   今日は、本当に声が出ない。
   いつもの半分どころではない。
   教師のテンションをもっと上げる。
  「おう なつだぜ」
  「おう なつだぜ」
  
  「おれは げんきだぜ」
   このあと
   「おう ふゆだぜ おれは びょうきだぜ」なども入れる。
  
  「あまり ちかよるな」
   のところは、パフォーマンス
   かっこうつけていう。
  
   「おれの こころも ○○も」
   「かま」の部分を隠して提示。
   どんな言葉が入るか、考えさせる。
   ・そら、むね、なつなど、いろいろなものが出される。
  
   正解を提示。
   鎌の絵を描く。
   さて、題は「おれは (    )」
   すぐ、かまきりだとわかった。
  
   最後に音読。
  

『わらぐつの中の神様』 冒頭の一文 [表現&解釈]


  『わらぐつの中の神様』  表現&解釈

 冒頭の一文を読ませます。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 雪がしんしんとふっています。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 ・雪は、いつごろから降り始めたのでしょうか。
  少し前から、かなり前から。
 ・初雪でしょうか。
 ・昨日も降ったのでしょうか。
 ・どこから、雪を見ているのでしょうか。
 ・いつ、雪を見たのでしょうか。
 ・大雪、小雪?
 ※ちなみに、私は小雪さんのファンです(笑)

 ★表現読み
 大切にする言葉は、どれですか。
 「雪」、「しんしんと」、「ふっています」

 どんな雪でしょうか。
 粉雪、ぼたん雪、みぞれのような雪。
 軽い雪、思い雪
 イルカ
 あっ、『なごり雪』(笑)

 ●雪をイメージさせる
 どんな雪か、イメージさせます。
 「雪」の前に、言葉をつけるのです。
 (例)
  「真っ白な」雪
  「さらさらの」雪
  「清らかな白い」雪

 言葉をつけて音読します。
 ただ「雪」と読む場合と、変わってきます。

表現&解釈 『創造』 [表現&解釈]


 表現&解釈 『創造』
 教科書、扉の詩 『創造』光村図書 6年

 
   一枚の紙から、
   船が生まれる。飛行機が生まれる。
  
   ひとかたまりのねん土から、
   象が生まれる。つぼが生まれる。
  
   生まれる、生まれる。
   わたしたちの手から次々と。 
 

    
   という詩がある。
   全員で読む。
   指導。
  「一枚を大切にして読んでみましょう」
  「心の中で『たった』といってから『一枚の』と入ります」
   つまり、「たった(ここまで心)一枚の紙から」と読むのである。
   イメージさせる。
   (例)紙の大きさ、紙の種類、色など。
   「生まれる」平たい読みになっていた。
   長い休みが入ると、実力が落ちる。
   微妙な表現が飛んでしまっている。
   ・わくわく感を出す。
   ・やったー!という感じで表現する。
   ・わくわくをかみしめる感じで表現する。
   などなど。
   いろいろないい方で「生まれる」を読ませた。
   以下同文、いや、以下省略。
  
   続けて、「一文解釈」
   指名なし発言による。
   ・「作る」でもいいのに「生まれる」とした理由。
   ・作者は、どうして「生まれる」を選択したのか。
   ・紙のイメージ。
   ・「だれが生み出したのか」
   その他いろいろ。
  
   「作る」と「生まれる」との違い。
   
   「つくる」には
   ・作る
   ・造る
   ・創る
   がある。
   それぞれの意味を考えていこう。
   「生まれる」は、「創る」に近いこと。
   「創造」という言葉を教える
   教科書の題名、詩の題名?「創造」になっていることも。
  
  「この1年、みんなで『創造』していきましょう」
  「6年1組、そして新河岸小学校から何が生まれるでしょうか」
  
   前回より突っ込んでいく。
   ・生み出すのはだれか
   いろいろな切り口で、発言する。
   「子どもも大人も」「男も女も」「上手な人もそうでない人も」
  「健康な人も病氣の人も」「日本人も外国の人も」…その他いろいろ。
   ・「作る」と「生まれる」の違い。
   ・「生まれる」の意味。
   「生まれる」は、創るという意味
  「この人は、どのようにして折り紙を折っていると思いますか」
   ・一生懸命折っている
   ・誰かのために折っている
   ・思いを込めて折っている
   ・願いを込めて折っている
   ・氣分転換に折っている
   ・楽しんで折っている
  「雑に折っているのですか、ていねいにおっているのですか」
   その他いろいろ。
   子どもたちが突っ込んでいく。
   
  「ひとかたまりのねん土」
   ・形のイメージ
   ・量
   ・種類
   ・色
  「象、つぼだけなのですか」
  →いろいろなものが生み出される。
   形でなかったものが、形になる。
   命がなかったものが、命を拭き込まれる。
  
   「生まれる、生まれる。」についての解釈
   以下省略。
  
 

『かさこじぞう』 かさを売るじいさま [表現&解釈]

 
  表現&解釈 『かさこじぞう』 かさを売るじいさま

 ★読解
   
   発問→発言(または書く→発言)
  
   ●じいさまがでかけるとき
    1 絶対に売れる。
    2 売れるかどうかわからないけど、売れてほしい。
    3 売れないかもしれない。
   三択問題。
   もちろん、根拠になる言葉を見つけること。
   1と2に意見がわかれた。
   根拠になるところは、じいさまのセリフである。
  
   ●かさこが売れないわけ
   自由にいわせる。
   ・年越しの日だから。
   ・おおみそかだから。
   ・おおみそかだから、笠なんて買わない。
   ・今日は、お正月の品物を買いにきているから。
   ・笠はみんな持っているから。
   ・笠がぼろいから。
     
   「年こしの日」だから。
   という考えの子が多かった。
   お正月の品を買いにきた。
   だから、かさこなんて買わない、見もしないというのである。
   「笠がぼろい」というのが問題になった。
   「ぼろくない」という子もいる。
   そこで次の発問。
  
   ●じいさま、ばあさまがつくったかさこについて
   どんなかさこか。
   自由にいわせる。
   いろいろな意見が出る。
   3つに分類する。
    1 形がよくない、すぐこわれる。
    2 形はよくないが、丈夫。
    3 丈夫、つくった人の氣持ちが入っている。
   
   →話し合い。
  
   3を支持した子が多かった。
  
   ●人は多いか少ないか。
   ・「大年の市」が立っているから、多い。
   ・お正月の買い物をする人であふれている。
   ・「大にぎわい」と書いてあるから。
   ・売る人と、買う人がわあわあいっているから。
   ・歩けないくらい混んでいる。
   ・たくさんの人がいる。
   などなど。
  
   市についての説明。
   大晦日の市についての説明。
   
 ★表現読み じいさまのセリフ。

   「ええ、かさや、かさやあ。かさこは、いらんか。」

   ・これから売るぞと思っていう。
   ・負けないように声を張り上げる。
   ・売れなくて、少し疲れてきた。
   ・売れない、がっかりして。
   ・ばあさまの顔を思い浮かべて、元氣を出して。
   などなど。
  
   ●じいさまは、1回しかいわないのにあきらめた。
   と挑発する。
   先生の意見に賛成か、反対か。
   なんと、3人が賛成(笑)
   ・1回しか書いてないから、1回しかいっていない。
   3人は、このようにいう。
   反論がはじまる。
   ・書いてないけど、たくさんいっている。
   ・「いつのまにか、日もくれかけました」と書いてある。
    夕方まで売っていたんだから、1回しかいわないわけがない。
   ・お昼ごろから日暮れまで、4時間か5時間はがんばっている。
   ・ばあさまのことを考えて、がんばって売った。
   などなど。
  
   ●あきらめて帰るとき、じいさんが思ったことは?
   大きく2つにわかれた。
   ・売れなかった…笠なんてつくらなければよかった。
   ・ばあさまが悲しむだろう。ばあさまの悲しむ顔を見たくない。
  


『かさこじぞう』 リンク [表現&解釈]

 
  『かさこじぞう』 リンク
  
   いろいろな角度から発問します。
  
   ★イメージを広げる発問
  「たいそうびんぼうで」
   他の言葉で言い表してみましょう。
  
   教材文は、「たいそうびんぼうで」の一言でまとめられています。
   さっと読んでしまいがちなところです。
   「びんぼう」のイメージは、人によって違います。
   ・自分の持っているイメージ
   ・『かさこじぞう』における「びんぼう」のイメージ
   両面から考えさせる発問です。
   授業では、他の子の持っているイメージがつけ加えられます。
   これら3つの視点から考えるのです。
  
   ★音読とリンクさせる
   「ええ、かさや、かさやあ。かさこは、いらんか。」
   ・これから売るぞと思っていう。
   ・負けないように声を張り上げる。
   ・売れなくて、少し疲れてきた。
   ・売れない、がっかりして。
   ・ばあさまの顔を思い浮かべて、元氣を出して。
   などなど。
   音読とリンクさせて考えさせます。
  
   ★書かれていない
   じいさまは、1回しかいわないのにあきらめたのですか?
   挑発的な発問。
   物語では、省略されているところがあります。
   時間の経過がカットされているのです。
   このへんをどう読むか、書かれていないところを問うのです。
  


『きつねのおきゃくさま』 いろいろな表現 [表現&解釈]

 
 表現&解釈  『きつねのおきゃくさま』
 学校公開で音読する部分を練習する。
 題名読み。
 「きつね」と「おきゃくさま」の4変化。
 かなり変化をつけられるようになってきた。
 学校公開で読むのは、最初と最後の部分である。
 ※時間の関係で。
 多くの子が、覚えている。
 教科書を見なくても音読できる。

 いろいろな表現で読ませる。
 メインは、次のところである。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃「いや、まだいるぞ。きつねがいるぞ。          
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 きつねのセリフを、いろいろな表現で読む。
 ・両手を広げ「待て」のポーズで。
 ・首を振って
 ・走ってきて、立ち止まって
 ・声の大きさを変えて。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ きつねの体に、ゆう気がりんりんとわいた。       
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 ・イスから少しずつ立ち上がり→「わいた」でジャンプ
 ・「わいた」のあとに、「パワーアップ」という。
「スーパーサイヤ人みたい」
「そのとおり」

 【問い】
 ・おおかみは、これまでにきつねと戦ったことがあるか。
 ・おおかみは、きつねに負けたことがあるか。
 ・どんな勝ち方か。
  楽勝、やっと勝った。
 「おおかみときつねは、M先生とみんなくらい力が違うんです」
 戦力差を確認。
 中には、あまり戦力差がないように思っている子もいる。
 きちんと押さえておくべき点である。
 ・きつねは、今までにおおかみと戦ったことがあるか。
 などなど。

『きつねのおきゃくさま』 対比 [表現&解釈]

 
 表現&解釈  『きつねのおきゃくさま』
 だいおんどく(題の音読)

  きつね  の  おきゃくさま

 悪い        えさ
 ↓          ↓
 やさしい      
 ↓         
 親切
 ↓          ↓
 かみさまみたい   かけがえのない仲間
           命をかけて守ろうとした仲間

 「きつね」と「おきゃくさま」を変化させていく。
 4変化。
 かなり高度である。

 学校公開では、全校パワーアップタイムをおこなう。
 ・音読の発表(学年ごと)
 ・全校合唱
 2年生の出し物が『きつねのおきゃくさま』
 全部読むと、3分以上かかってしまう。l
 そこで、ダイジェスト版にする。
 相談して、最初と最後の部分を読むことにした。
 その部分を練習する。

 解釈
 おおかみと戦った場面
 ・このおおかみは、今まで(他の)きつねと戦ったことがあるか。
 ・おおかみは、(他の)きつねに負けたことがあるか。
   あ 負けたことがない。楽勝。
   い 苦戦したことはある。
   う 負けたことがある。
 挙手させる。
 ・(この)きつねは、おおかみと戦ったことがあるか。
   あ ある。
   い ない。

 ・おおかみは、戦う前どのように思っていたか。
   あ 楽勝! 絶対勝つ。
   い ?   やってみなければわからない。
   う 負けるかもしれない…

 ・きつねは、戦う前どのように思っていたか。

 今回取りあげたのは、対比である。
  「きつね」と「おきゃくさま」
  4変化
  
  「おおかみ」と「きつね」

表現&解釈『きつねのおきゃくさま』 [表現&解釈]

 
 表現&解釈 『きつねのおきゃくさま』
 『きつねのおきゃくさま』
 の題名読みから入る。
 題名の「きつね」は、どのきつねか。
 きつねの変化について、復習。

 1 以前のきつね(悪いきつね)
     ↓
 2 「やさしい」といわれたときのきつね
     ↓
 3 「親切」といわれたときのきつね
     ↓
 4 「かみさまみたい」といわれたときのきつね

  ※おおかみと戦ったときのきつね
   「はずかしそうにわらってしんだ」ときのきつね
   もある。

 多くの子は、「4」を選んだ。
 「2」と「3」がちらほら。
 「1」は、いなかった。

 まず、「1」のきつねから読む。
 音読によって、きつねの状態を表現するのである。
 このへんは、文章化しにくい。
 実際に見ていただきたい(無理か)。

 ●「1」のときの「おきゃくさま」は、本当のおきゃくさまか?
 ・きつねの食べ物
 ・えさ
 ※「2」から「4」についても考えさせる。

 「むかしむかし、あったとさ」
 いろいろな読み方で読む。
 私のまねをさせる。
 音読は、ちょっとやらないとすぐ落ちる。
 すぐ地声になる。
 すぐ腹筋の支えがなくなる。
 だから、毎日やる必要があるのだが…
 ちょっと指摘すると、すぐに回復。
 このあたりは、さすが2学期。
 いやいや前期の終わり。

 きつねとひよこの会話文。
 きつねは、いろいろな読み方で読む。
 ひよこは、純真な感じを出して読む。
 高学年だと、「先生、氣持ち悪い」といわれる(笑)
 
 こんな感じで、第一場面を音読させる。

 ●ひよこは何を食べて太ったのか。
 →きつねはどんなものを食べさせたのか?
 シチューサラダなども出たのだが…
 ・あたたかいもの
 ・ひよこが好きなもの
 ・「これが食べたい」というもの
 ・心を込めてつくったもの
 などなど。
「好きなものばかり食べていたらどうなるの?」
 ・病氣
 ・糖尿病
 ・虫歯
 ・体をこわす
 などなど。
「だから、バランスよく食べさせたと思う」
 つまり、
  「自分が食べるために(ひよこを)太らせる」
 →「ひよこを成長させるために食べさせる」

 ●きつねは、ひよこから何をもらったのか。
 ・言葉
 ・やさしい言葉
 ・「やさしい」という言葉
 ・「やさしいお兄ちゃん」という言葉
 ・心があったかくなるような言葉
 ・言葉だけではなく心ももらった。

『きつねのおきゃくさま』 [表現&解釈]

『きつねのおきゃくさま』の授業を見せてほしいと頼まれた。
 担任は、新卒の先生である。
 第3場面を扱ってほしいとのことだった。
 明日、自分が同じ場面をやるという。
 その場で聴いたので、その場で考える。
 明日の布石になるような授業にしようと思った。
 ・布石になる授業
 ・音読→読解につなげる
 ・今までの復習をかねる
 ・きつねの変化を追う

 ★音読
 音読から入る。
 いろいろな読み方をさせる。
 教師のまねをさせる。
 題名
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ きつねのおきゃくさま
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 この題をどう読むか。
 子どもたちは、さらっと読んでしまう。
 あまりというか、何も考えないで読んでしまう。
 私が読む。
 まねをさせる。
 音読の声を意識させる。
 ・最初のころにきつね ずるい、悪いきつね
  「おきゃくさま」は、自分の食べ物
 ・「やさしい」「親切」といわれたころのきつね
 ・「かみさまみたい」といわれたときのきつね
 それぞれ、音読させる。
 基本的には、教師のまねをさせる。
「この題のきつねは、どのきつねですか」
 1 ずるい 悪い 最初のころのきつね
 2 「やさしい」「親切」といわれるようになったきつね
 3 「かみさまみたい」といわれたときのきつね

 ほとんどの子が「3」を支持した。

 第3場面までおんどく。
 杉渕流の音読、楽習である。
 爆笑の連続。
 いろいろな読み方をさせる。
 同じ台詞を3通り、5通りの音読で表現させる。

 変化を追っていく。

 悪いきつね
   ↓
 「やさしい」
   ↓
 「親切」
   ↓
 「かみさまみたい」

 
 や ひよこ───────────────→ま
 せ                     る
 て                     ま
 い    あひる────────────→る
 た                     太
                        っ
          うさぎ────────→て
                       き
                       た

 ・ひよこは、きつねのことを疑っていない。
 ・このひよこじゃなかったら、きつねに近づかない。
 ・あひるは、最初信じていなかった。疑っていた。
  だんだん信じるようになった。
  1回だけではなく、何回も親切にされて変わった。
 ・その他いろいろ

 こんな感じで、授業を進めていった。
 子どもたちは、かなり集中していた。

『かさこじぞう』 じょいやさ [表現&解釈]

 「かさこじぞう」の指導
                                          ※参観者の記録より

 深澤実践では4の場面と5の場面の朗読発表を行った。その後に深澤先生は
 
  発問 「じょいやさ じょいやさ」をどう読むか。

という発問をした。「じょいやさ じょいやさ」は2箇所出てくる。一度目は、おじぞうさまが荷物を積んでやってくるとき。二度目は軒下に荷物を降ろしておじぞうさまが帰るとき。
 実は、コラボ一週間前に深澤先生の模擬授業を受けて、全く同じ問いを考えさせられた。自分は「二度目の「じょいやさ」は空だから軽々と読む。」と考えた。
 深澤実践で模擬授業と同じ場面が扱われるとは思わなかった。私は驚いている間もなく、ショックを受けることになった。深澤学級の二年生の子どもたちは私と同じことにはすぐに気が付いたからである。教職20年以上の私と同じ答えを、二年生がすぐに出すのである。さらにそれ以上のショックを受けた。何人かの子がこの部分を読んで深澤先生に「違う」と言われた。やがて
2度目の「じょいやさ じょいやさ」を
                  じょいやさ じょいやさ
と読んだ子が現れた。ここで多くの子が「そういう読みではない」という意味で「ハイッ」と手を上げた。私もここで初めて気付いた-そうか、そうだったのか、と。深澤先生がすかさず、「じょいやさ じょいやさ」では絶対ない、とだけ言った。これでほとんどの子が手を上げた。
じょいやさ じょいやさ
 そうだ。帰っていくところだから小さくならなければならない。逆に一度目の「じょいやさ じょいやさ」は近づいてくるのだから大きくならなければならない。何人かの子が読んだ。ウーン何ということか、2年生の子どもに教えられるとは。

 杉渕先生は3時間目にこの部分の指導の続きを行った。
 杉渕実践では、

  発問1 戸が開いていたのはどっちでしょう。
  発問2 おじそうさまが「じょいやさ」を言ったのは2回でしょうか。

を考えさせた。発問1に対して子どもたちはすぐに「一回目のとき→閉まっている」「二回目のとき→開いている」と答えた。発問2について子どもたちは「いっぱい言っている」と言った。
 子どもたち全員を起立させた。
 一回目の「じょいやさ」は
じょいやさ じょいやさ じょいやさ じょいやさ じょいやさ
と読み、二回目の「じょいやさ」は
じょいやさ じょいやさ じょいやさ じょいやさ じょいやさ
と読んだ。「ここは予定になかったけどやりました。」と杉渕先生。初めてのクラスでアドリブで指導をしてしまったのである。即応力が凄い。深澤学級に来て、深澤先生と同じところを指導するというのも凄い。
 「じょいやさ じゃいやさ」を巡って「深澤実践と杉渕実践の競演」が繰り広げられた。圧巻の一言だった。
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